『戦場ジャーナリスト』

山本美香さんと言う戦場ジャーナリストがシリアで亡くなりました。

戦場と言う特殊な場所で命の危険を冒してまで何を世界に伝えたかったのでしょうか…。

ワイドショーでの話しの中では、戦場と言う場所で何が起こっているのか、またそのような場所でどれだけの大切な命が失われているのか…。

女性の視点で、とても細かなそして優しさのある写真や映像ばかり。

なかには、そんな危険な場所に行くのだから亡くなるのは仕方ないと言う声が聞こえてきそうな感じですが、そんな危険な場所で誇りを持って仕事をしている人がどれだけいるのでしょうか。

そんな危険な場所に行く事で、事実と向き合い理性ある考えや行動をしなきゃいけない事を常に世界に発信して戦争とは沢山の命を奪う事実を私達に教え伝えている。

そういう現場で取材しに行く人がいる事で何が起こっているのか知る事ができる。

命を掛けて、取材するジャーナリストの現場や写真、コメントは実に重みのある内容だと思いました。

だからこそ、ニュースの中で戦争と言う取材は、簡単に見れないです。命を掛け仕事に誇りを持って取材したニュースは真剣に見ています。

そしてそのニュースを見て、何を伝えたいのか…を考えるようになりました。

本当なら戦場ジャーナリストと言うものが無くなり、幸せへと導く国々の取材を見たり聞いたりしたいですね。

ある、洋画で平穏な日々から人種差別が起こり戦争に発展してしまった内容。
差別すべき人種の人達が争いから逃げ惑いあるホテルに逃げ込み助けてを求めきました。ホテルの支配人は、追い返せる立場にありながら、その人達を温かく迎え入れました。支配人はあるテレビ局に頼みこの現状を世界に発信して助けてほしいと提案をしたのです。

しかし、ある人が『その効果は低い』と言いました。
何故なら、夕方にニュースを流しても、その映像を見た人は『可哀想だね、酷い事だね』と言うだけでまたディナーを続ける。

と、言うシーンを見た時に自分が恥ずかしい気持ちになりました。
私も今までニュースで争い事などを見て、同じような気持ちだったからです。

けれど、このように可哀想だ…では片付けられない大きな出来事が去年の3月11日に起こった東日本大震災なのです。

今の私にできる事は限られてますが、被災地に役立ててもらおうと寄付をしたり、被災地に送る子供達の物資に協力したり。

東日本大震災の時はどなたも、ジッとしてられない心境にかられたかもしれない。

そのようにそんな心境で戦場ジャーナリストは世界に伝えているのかもしれません。

亡くなられた山本美香さんに、ご苦労さまと言う気持ちです。

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